「に」と「へ」の世界

今回は人生のなかで(まだ1年ですが)最も点数が思わしくなかったようで。

多くはミスでしたが、悩ましい問題があったようで。

 

×公園(に)いく

〇公園(へ)いく

 

(に)と書いて×だった理由を明日先生に聞いてくる、ということに。

 

調べてみると、両者の使い分けに関する論文(杉村:格助詞で終わる広告コピーに見る
「に」と「へ」の使い分け.言語文化論集 第ⅩⅩⅥ巻 第1号、39-54、2004)があったりして、面白い。

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そうだよね、確かに。

 

でこの研究者は、大学生200名に対して、こんなテストをしてみたそうだ。

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明らかに使い分けているけど、五分五分のものもある。

 

結論としては

「に」:移動や変化の結果を表す傾向がある。(事態の収束)     

「AがBに」構文あるいは「AをBに」構文をとりやすい

「へ」:移動や変化の過程を表す傾向がある。(事態の進化)     

「AからBへ」構文あるいは「AをBへ」構文をとりやすい

という使い分けをしていて、下記のように類型化される。

 「AがBに」構文
 ・A(主体)がB(場所)に(存在する、到達する)……宮崎アニメの原点がここ
 ・A(主体)がB(状態)に(なる)……グループ校9,000名の夢が形
 「AからBへ」構文
 ・A(場所)からB(場所)へ(移動する)……名古屋から東北・北海道
 ・A(状態)からB(状態)へ(変化する)……焼畑農業から稲作農業
 「AをBに」構文
 ・A(対象)をB(場所)に(存在させる、到達させる)……自然をこの手
 ・A(対象)をB(状態)に(する)……思い出を美しい一枚
 「AをBへ」構文
 ・A(対象)をB(次の段階)へ(進化させる)……あなたを一歩先
 ・A(対象)をB(人)へ(伝える、届ける)……よろこびをすべての人へ    

 ・A(対象)をB(場所)へ(伝える、届ける)……先端を日常

 

さあ、あした、先生はピノ(へ)?ピノ(に)?どう説明するのか、楽しみです。