振動刺激

あれこれ試してきた中で、いま走れるようになってきたのは、誕生日プレゼントのこのおかげかも、と。

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振動刺激には興味深い作用があることを去年の運動療法学会で初めて知った。動画で観たのは、手指が屈曲して拘縮している脳梗塞の患者の手のひらにバイブレーションを当てつづけると、次第に手が広がりやすくなる、という手技だった。

そして、これが私のいまの状況を改善し得る期待できる方法だと。

振動刺激が筋緊張を抑制するメカニズムは次のように説明できる。

まず、腱部および筋腹部に振動刺激を負荷すると,その刺激によって骨格筋の長さは軽微な変化を繰り返す。

すると、筋紡錘にあるIa 求心性線維によって介在神経細胞を介したシナプス前抑制が働き,脊髄運動細胞の興奮性が抑制される。

また、ゴルジ腱器官からの Ib 求心性線維の活動によっても、脊髄運動細胞の興奮性が抑制される。

その結果,脊髄運動細胞が抑制され、筋緊張が軽減する、ということだ。

一時的ではあるが、そのような弛緩状態をつくることが、慢性的な牽引ストレスを緩和する効果をもたらしているのでは、と。